脱毛は何故起る

毛髪は、1つの毛穴から3本から5本生えているのが正常な状態です。そして、1つの毛穴から生えている毛の内、主毛といわれている毛以外は毛周期によって生え換わっていきます。毛周期によって生え換わっていく毛髪は、1日当り50本程度あるのも現実です。

シャンプー毛髪は、毛根の最下部にある毛乳頭の毛母細胞によってつくられていて、その原料となるのはタンパク質のケラチンタンパクが大半で、極わずかに非ケラチンタンパクが含まれています。この成分以外にあるのは、メラニンや水分それに僅かな量の脂質です。脱毛になる原因の内男女共に起り得るのは、角栓や脂栓でこれが毛穴を塞ぎ新しい毛が生えなくなる要因とます。これは、洗髪の方法やそれに使用するシャンプーに問題があるのです。また、栄養バランスの悪さやストレスによる毛細血管の委縮も原因の1つといえるでしょう。髪の毛が薄くなったと感じられたら、脱毛になる1歩手前ですから、何が原因かを考え対処するように心がけてください。また、年齢によって脱毛になるのは、細胞の減少や機能低下が言われていますが、これは、テストステロン(男性ホルモン)とエストロゲン(女性ホルモン)のバランスが崩れ、男性ホルモンが優位になることが原因となります。

脱毛になる原因は、年齢的な原因や病気による原因それに遺伝的な原因などと男女の違いなどによるものもあり、その他様々な要因が考えられます。ですから、生活習慣を見直すことによって脱毛になりにくい体質に変えることが肝心です。